「やること」を説明するから売れない
こんにちは!小山です。
毎日、様々な質問を頂くのですが、相変わらず多いのが
「起業して色々やっているけど結果が出ない」
というものです。
もちろん原因は色々だし、完全に個別回答になります。
ただ、ほぼ全員これができてない、ということがありましてね。
今日はその話をしようと思います。
結論から言うと、
それは、、、
「誰が、どうなるサービスなのか」ということが言語化できていないということです。
誰が、はまさに「お客さん」です。
「ああ、ペルソナのことですね?」という回答は返ってきても、実際はできてないことがほとんどです。
もちろんペルソナを作るのは重要ですが、そんなに難しい話でもないんですよね。
・中学受験を控えた子供を持つママ
とか、
・パートナーのDVで苦しむ奥さん
とか、
・好きなコーチングで起業したいと思っているサラリーマン
とか、、、
せめてそういうイメージだけでも持っていれば、そこからどんどん深掘りしていくことができます。
ところがこれ自体がぼんやりしていると、なかなかピントが定まらないのでブログ記事の内容もブレるし、サービスの設計も進みません。
さらにはっきりしないのが、
その人がどうなるサービスなのか
ということです。
いわゆる「アフター」、つまり得られる結果ですね。
これは確かに難しい点ではあります。
特に数字のような目に見える結果を導くもの以外はどうしても抽象的になります。
しかしそれでも、なんとか言葉にしないと伝わりません。
何より自分自身が気持ち悪いです(汗)
でも、これはなかなか苦しい作業です。実際、誰が自分のサービスを気に入ってくれかが「肌感覚」でわからないからです。
そこで、多くの人がやってしまうことがあります。
それは何かというと、、、
「やること」に逃げるのですね。
「誰がどうなるサービスか」ではなく「何をするサービスか」を一生懸命作り込み、そしてそれを説明しようとするのです。
そうするとどうなるかというと
タロットをやって、星占いをやって、カウンセリングをやって、ヒーリングをやって、、、
という感じで中身がどんどんてんこ盛りになっていきます。
結果的に、誰が欲しがるサービスなのかよくわからないものが出来上がります。。。
当然、それを読んだり聞いたりした人も、全くピンときません。だから契約しようという気にもならないのです。
実際「やること」を一生懸命説明すればするほど、相手の興味は薄れていきます。
「それをやって一体どうなるのか?」、「自分にとってどんなメリットがあるのか?」ということが全く伝わってこないからです。
これは本当に起業家あるあるです(笑)
到達点としての「アフター」が決まらないとこうなってしまうのです。
あなたはいかがですか?思い当たることはありませんか?
今日はちょっと耳の痛い話をしましたが、とても大事なことなので書きました。
「誰が、どうなる」、、、これが言語化できてくると全体のピントが合ってきますので、まだであればぜひトライしてみてください。
ではまた!