お客さんと「理想の未来」を共有する
2020/05/21
こんにちは、小山です。
こちらの記事にて、ビフォーの描き方について書きました。
そして、今日はアフターです。
「あなたのサービスを受けたらどうなるのか」
ですね。
これも散々耳タコだと思いますが、やっぱりうまく表現できない人が多いんですね。
実際のところ、このアフターが曖昧だったり魅力がなかったりすると、どんなに質の良い商品でもなかなか売れません。
お客さんが未来に希望を持てるようなものでないと、なかなかお金を払ってもらえないのです。
これはご自身が買う側に立てば、わかることです。
でもいざ売る側に回るとそれをすっかり忘れてしまうのですね・・・。
これは、それなりに経験のある人でもやってしまいがちなミスなので、十分注意が必要です。
(ええ、私もやらかします、、、汗)
じゃあ、どうすれば魅力的なアフターが描けるのか、というと、これもいくつかポイントがありますが、
一つだけお話しすると、、、
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とにかく無責任にお客さんの理想の未来を描いてみる
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ということです。
おなじみの「月収100万円いきますよ」でも良いし(笑)、
「離婚したいと言ってた旦那さんが、私の誕生日に花を買って、これからも一緒にいようね、と言ってくれるようになる」
とかでも構いません。
あるいは
「毎日ゲームばっかりやっていた息子が自分から勉強し始めて、志望校に合格する」
というようなものでも構いません。
とにかく、こちらの手順で描いたあなたの見込み客が
「そんなことが実現したらホントに嬉しい!」
と思うような未来をまず描いてみるのです。
実は、多くの真面目なコーチはこれをやりません。
「そんな大風呂敷を広げたって、できるわけがない」
とか、
「そんなこと言って、できなかった時に責任取らされるんじゃないか」
とか、先回りして自主規制してしまうのです。
私は決して「そのまま見込み客に言いましょう」という提案をしているのではありません。
そうではなくて、まずあなた自身が自分のサービスの理想のゴールを明確に描けているか、ということを確認して欲しいのです。
それは、あなたがお客さんと理想の未来を共有するということでもあります。
そのゴールを十分に理解し、達成の喜びを十分に味わった後で、現実的な着地点を見出せば良いのです。
最初は思い切って「月収100万円!」と書いたけど、それは難しい。でも70万円ならいける!
と思うかもしれません。
また、
ダンナとまたラブラブまではムリだけど、「離婚しても大丈夫」と思えるようなサポートはできる!
などと思うかもしれません。
つまり、理想をわかった上で現実的な着地点を考えるのです。
繰り返しますが、多くの個人事業主は、このプロセスそのものをやりません。
だから、現実的すぎて全く心が動かないような、アフターを描いてしまうのです。
いかがですか?
もし思い当たる節があるなら、ぜひ今日の内容についてチャレンジしてみてください。
そして、このビフォーアフターが明確になると、あなたのサービスの輪郭がはっきりします。
「誰が、どうなるサービスなのか」
がしっかり伝わるのですね。
これがあなたの商品を魅力的に見せることにつながるのです。
実際のところ、すごくいいサービスなのに、この「魅せ方」がうまくいってないばかりに、なかなか売れなくて困っている人は多いです。
ひょっとしたらあなたもここで、つまずいているかもしれません。
とても大事なことなので、また機会があれば、この件についてお話ししたいと思います。