【売れる強み】USP疲れ
2020/05/21
こんにちは!小山です。
これは個人的な感覚ですが、いわゆるUSP(独自の売り)を押し出すことで売上を作ろうとするやり方は、そろそろおわりだな、と思っています。
・「いかにも狙ってます」と言わんばかりのブログタイトル
・「どうせこんなのが欲しいんでしょ?」と言わんばかりのキャチコピー
・「ほらほら、知りたいこと教えたげるから速く登録しなよ」と言わんばかりのメールセミナー
(それはUSPじゃない、本当のUSPとは、、、)みたいな意見が聞こえてきそうですが、要するに「キャッチーなタイトルで人目を引く」という手法です。
もちろん、こういう打ち出し方はそれなりに有効です。
注目を集める、という点ではむしろ必須といえます。
でもね、、、
「それだけではもう心が動かない」という人が増えているのではないかな?と思います。
やはりそこに、言っている人の人柄とか、「思い」といったものが伝わらないと、積極的に関係を繋ごうという気になりません。
・この人がどんな意図でこのプログラムを打ち出したのか
・そもそも、なぜこの仕事をやっているのか
・「人」として、本当に信頼できるのか
そこを見極めようとする人が増えたように思います。
私は勝手に「SNSリテラシー」と呼んでいますが、、、
もうキラキラ系のゴージャスな写真には騙されなくなったし(どうせ、滅多に行かないホテルで気合い入れてるだけでしょ?)
俺はこんなに稼いでるんだぜアピールも虚しいし(借金払ったらほとんど残らないんでしょ?)
つまり、書いている人の嘘や見栄がハッキリと見透かされる時代になったということです。
実際は数年前から始まっていたことですが、それがついにメインストリームになったように思います。
では、これから私たちには何が求められるでしょうか?
それは、「書く力」です。
と言っても、それはコピーライティングのスキルではありません。
そういうテクニック的なものよりも、もっと本質的なものです。
そうではなくて、、、「自分の心を伝える力」と言っても良いでしょう。
自分の中のエゴや、黒い部分を十分わかった上で、自分の中の良質な部分にアクセスして表現する力です。
「人格の力」とも言えるかもしれません。
これは本当に、挑戦しがいのあるテーマです。
ここを乗り越えた人は、自分が本当に救いたい人の心にアクセスすることができます。
長期的な信頼関係を築くことが出来るのです。
自分の本質が伝わる言葉、そしてそれを紡ぐ力を手に入れた人は、これからますます市場を広げていくでしょう。
そしてそのためには、お客さんの心につながる前に、まず自分自身とつながることが大事なのかもしれません。
・なぜ自分はこの仕事をしているのか
・誰を救いたいのか
・その結果、どんな社会を作りたいのか
そういった、本当に自分のビジネスの「核」になる部分を明確に表現した人だけが、生き残る時代になっていくのでしょう。
大変だけど面白い時代です。
そして、ますます「本質」が問われる時代だと思います。
この挑戦を楽しみながら、2018年も歩いていこうと思います。
、、、ということで、
今日はいつになく、ちょっと真面目な話でした。
しかもまだ2017年ちょっと残ってるし、、、(汗)
もしよろしければ、あなたの感想も聞かせてください^^