数少ない クリスマス・イブの思い出話
2020/05/21
こんにちは、小山です。
今日はクリスマス・イブですね。
あなたはどんな思い出がありますか?
私は、クリスマスに「彼女とデートした」とか「振られた」とかいう「甘い(苦い)思い出」はないのです。。。
いつも淡々と過ごしていました。
今日も一人で仕事です(汗)
あ、でも楽しい1日でしたよ^^
朝はペニンシュラでお茶しながら仕事して、、、
お昼は以前から目をつけていたビストロが大当たりで^^
午後は前から行きたかったアマンCafeでお茶しながらまた仕事しました、、、笑
今は銀座のカフェでワインを飲みながら書いています。。。
ま、それはともかく、クリスマス・イブと言っても大したイベントはないのです、、、。
でも、実は一つだけ今でも思い出すことがあるのです。
それは私がまだ小学校に入る前の話です。
当時私は、ある飛行機の模型が欲しかったのです。
あ、怪獣とか、おもちゃじゃなくて、模型なんです。
やっぱり変わった子供でした。;;;。
大きさは20センチぐらい、本物そっくりのジャンボ機の模型でした。
テレビのコマーシャルで見て、そのリアルな感じに魅せられたのです。
多分ずっしりと重い(であろう)その模型を、ぜひ自分のものにしたい、と思ったのです。
当時私がまだサンタを信じていたかどうかは、よく覚えていません。
ただ、しっかりお願いはしました(笑)
そしてイブの眠りについたのです。
翌朝目をさますと、、、
あった!!!
喜び勇んで包みを開けると、、、
なんと、、、
そこには、私の欲しかったのとは違う飛行機が入っていました。
実はその模型には種類があって、2つの型があったのですね、、。
私はそこまでハッキリお願いしなかったので、思っていたのとは違う型の飛行機がやってきたというわけです。。。
そこで私は親に文句を言いました。
欲しかったのと違う、、、これじゃない!!!
まあ、後の展開はご想像にお任せしますが、父も母も不機嫌になり
気に入らないんだったらサンタさんに返す
という話になりました、、、汗
さて、この話、
「欲しいものは明確にオーダーしましょうね」
というまとめ方もできるんですが、今日はちょっと違います(笑)。
ふだん私たちは、いろいろな願望や期待を持って生きています。
独立起業なんかすると、なおさらです。
・どうしてもっとお客さんがきてくれないのか
・どうしてもっとたくさん売れないのか
・いつになったらこの仕事は軌道に乗るのか、、、
そんな時、私はこのことを思い出すんです。
あのイブの夜、自分は何を受け取ったのか。。。
それはつまり、親の愛情であり、思いやりです。
たまたま自分の望んでいたこととは違っていましたが、しかし私は、とても大きな、大切なものを受け取っていたのです。
そして大人になった今も私は、たくさんのものを欲しがり、望んでいます。
そして思い通りにならないことにイラつき、不満を感じます。
しかし、実は私はもっと大きなもの、素晴らしいものを受け取っているかもしれないのです。
たまたま自分の意図や、視界には入っていないだけなのかもしれません。
ずっと何年も経ってから、確かに自分は愛されて、たくさんのものを受け取っていたと腑に落ちる瞬間が訪れるかもしれないのです。
そう思うと、少し気落ちが休まるのです。
今は思い通りにならないことがあったとしても、実はそれは、私たちの勘違いなのかもしれません。
もしあなたが思い通りの人生を生きていたら、この話はピンとこないでしょう。
しかし、もしそうでなかったら、何かの参考になるかもしれません。。。
今日は、私の数少ないクリスマスイブの思い出でした。
では、素敵な夜をお過ごしください。