「売上にこだわらない」ってホント?
2019/03/28
こんにちは、小山です。
個人事業主として活動する際に、必ず意識しなければいけないことがあります。
それは、、、
売上です。
たとえ規模は小さくても、事業である限り、売上を立てなくてはいけません。
もしも「売上なんてカンケーない」と思っていたとしたら、それは単なる趣味です。
もちろんそれが悪いわけではありません。
趣味として自分のやりたいことを提供するのは、素晴らしいことです。
しかし、起業したからにはやはり「売ってナンボ」という世界なのも厳然たる事実です。
売上が大きければ社員も雇えるし、家族を旅行にも連れて行けるます。
そしてもちろん、「より大きな」アイディアを、実現するための元手にもなるわけです。
では私たちは売上を上げるために起業したのか、というと、必ずしもそうではない、とも言えます。
これが話をややこしくしてしまうのですね。
・自分のやりたいことがある
・自分の力で幸せにしたい人がいる
・自分の創り出したい未来の姿がある
そう考えた時、必ずしも売上にはこだわらない、という考え方も出てくるのです。
では、あなたは次のうちどちらでしょうか?
1. 売れてナンボ、売上は大きければ大きいほど良い
2. 売上は大事だけど、それはあくまでも結果でしかない
このメルマガを読んでくれているあなたは、おそらく2の方ではないでしょうか?
もし1だったらとっくに解除していると思います(笑)
で、話はここからです。
2のタイプの人が陥りがちな間違いについて、書いていきます。
まず一つ目。
売上にはこだわらない、と言いながら、実際は売上に向き合うことを避けている
これ、ものすごく多いです。
・自分の発信は本当にお客さんに届いているのか?
・自分のサービスはお客さんにしっかり価値を与えているか
・事業として成立させるために、必要な行動をコツコツと続けているか
実際、ここに向き合うのはコワイんですよね。
好きなことだけやっていたい、今の自分を変えたくない、自分にダメ出ししたくない、と思うのが人情なので。
でも、売上から逃げている限りビジネスは伸びません。結果として自分も楽しめない、ということになります。
そして2つ目の間違い。
それは「売れていない自分には価値がない」と思い込むことです。
1の「売れてナンボ、売上は大きければ、大きいほど良い」と思っている人は、もし売れないと「売っているものに価値がない」と思いがちです。
だから商材やテーマをコロコロと変えます。
その結果売れるものにたどり着けばそれで良い、と考えるのですね。
これはこれでアリです^^。
でも、自分のやっていることに思い入れが強いと、結果が出ない時に自分自身を責めてしまうのです。
これはとても危険なことです。
自分自身の価値を、自分で否定することになるからです。
ではどうするか、、、
数は少ないかもしれないけれど、喜んでくれたお客さんを思い出すことです。
・あなたのサービスを受けてよかった、と笑顔で言ってくれた人
・あなたのアドバイスのおかげでこんな素晴らしい結果が出ました、と少し経ってから報告してくれた人
・○○さんのサービスいいよ!とあなたのことを紹介してくれた人
そういう人たちのことをしっかりと思い出すのです。
あなたの本当の価値はそこにあります。
今は売上が少なくても、次に進んでいく原動力になるし、売上を伸ばすための活動に情熱を注ぎ続けることができます。
売上は大事、でも売上で自分の価値を計らない
これが一番大事なことだと思います。