「お金儲け」が好きなら悩まない
2020/05/21
こんにちは、小山です。
起業はしたものの、なかなか自分の方向性が決まらない、というのはよくあることです。
実際、私も最初の1年近くは、試行錯誤の連続でした。
そして、同じようなことでご相談に乗ることが、今でも多いです。
なかなか方向性が決まらないのには、いくつか理由がありますが、意外と多いのがこれです。
やりたいことよりも、売れることを優先させようとする
いやー本当に、起業する人にとっては、永遠のテーマです(笑)。
私はもうかれこれ8年ほど、起業支援の仕事をしていますが、
「やりたいことと、求められることと、どちらを優先させるべきでしょうか?」
という質問を、数えきれないぐらい受けてきました。
私の答えは常に
両方です^^
というシンプルなものです。
求められるものでないと、そもそもビジネスにならないし
自分が喜びを感じられることでないと、全力で打ち込むことが、できないのです。
継続もムリですしね。
だから、
やりたいことと求められることとの、交わるところを見つけないと、いけないのです。
(もちろんそれをやる技術がある、という前提です)
で、最近の傾向として、、、
この両者のバランスというか、考える順番が変わってきてるなあ、と感じるんですね。
(あくまで当社比です)
数年前は
「とにかく私は、これがやりたいんです!!!!」
という「強い思い(込み)」で、起業して撃沈;;;
というパターンが、多かったんです(汗)
だから、アドバイスのポイントは
「もうちょっとお客さんのこと、考えましょうよ」
という流れになります。
極めて真っ当でしょう(笑)
しかし最近の傾向は反対で
「コレでないと、売れないんですよね?」
(恋愛とか起業とか)
または
「とにかく売れそうなものを選びました」
というテーマを選んで、
やっぱり売れない
ということが多いのです。
当然私の質問は
「あなた、本当は何をやりたいんですか?」
ということになります。
これはきっと起業や集客のノウハウが広まったことが、原因でしょう。
みんなものすごく熱心に情報収集してますからね。
しかし実際のところ、、、
どんなに一生懸命、ブログやメルマガを書いていても、
そこに書き手の情熱や愛情がこもっていなかったら、やっぱり読み手には響かないのです。
読み手側のリテラシーは、確実に上がっています。
単なる読解力ではなく、
「行間を読むチカラ」
と言っても良いでしょう。
だから、本気の読者と、本気で向き合うつもりで発信しないと、なかなか、振り向いてもらえない、
ということになるのです。
あ、この話って、こちらで書いたこととは矛盾しませんからね。
で、話を戻すと、、、
自分が本気で取り組めるテーマを、選ぶことがやっぱり重要だということになるんです。
ですので、まあ、結論は同じです;;;。
やりたいことと求められることとの、交わるところをぜひ見つけてください。
ただ、一つだけ言っておくと、、、
もしあなたが
「お金儲けそのものが好き」
ということであれば、「売れるとわかっていること」をビジネスのネタにできるはずです。
たとえ「恋愛」に興味がなくても、それでお客さんがたくさんきてお金が儲かるなら、抵抗なくやるはずです。
だって、お金儲けが好きなんですから^^
最近、起業コンサルとして活躍している人の中には、このタイプの人が結構います。
当然
「グズグズ言わないで、売れることやりましょう!」
とか
「ビジネスなんだから、やりたいコトとか、言ってちゃダメですよ」
みたいなメッセージが多くなります。
もちろんその通りなんですが、それを真に受けて苦しむのもどうかなあ、と思っています。
自分は何を大事にしたいのかな?
ということをぜひもう一度振り返ってみてください。