「計算ずくじゃない人生の方が楽しいよ」と50歳を過ぎたら言ってもいいだろ
2020/05/21
こんにちは!小山です。
昨日、誕生日でした。ついに50歳です。
30歳のときも、40歳のときも感慨がありましたが、今回はひとしおです。
「よくもまあ半世紀も生きた」と思います。
そして一方で、何も変わってない、とも思うわけです。
誕生日を迎えて50歳になったから急にオッサンになるわけではありません。
また、急に知恵深い老人になるわけでもありません。
結局、「日常をどう生きているか」に全てがかかっているということです。
誕生日はあくまでも一つの区切り、目印でしかありませんね。
改めて40代を振り返って見ると、ターニングポイントだったと思うことがいくつかあります。
一つは、41歳の時にグッチに転職したこと。
そして43歳の時に、ディレクターになったこと。
45歳で会社員を辞めたこと。。。
47歳で自分のビジネスのテーマがみつかったこと。
「その時はよくわからなかったことが、後で振り返って意味がわかる」というのがキャリア開発の世界ではよく語られることです。
自分自身を振り返って、本当にそうだと思います。
特に40代の前半は、よくわからん人生だと思っていました。
30代の頃はあれほど楽しかった仕事に、全く興味が持てなくなっていたからです。
このままずっと漂流し続けるのではないかという不安と恐怖を感じたこともあります。
いま改めて、「どうも人生には理屈ではわからないことがたくさんあるようだ」と思います。
事前に計画を立て、周到に準備し、確実に次の手を打って行く。
確かに素晴らしいし、むしろ必要なことです。
しかし、計算外のことが起こったり、自分でも全く方向感をつかめなくなったりすることもあるのです。
そんな時に頼りになるのは、自分の直感です。
・なんとなくこれで良いような気がする
・なんとなくこちらの方向に行ってみたい
・こっちの方が面白そうだ
これに乗っかる人が増えて来ると、世の中はもっと面白くなるような気がしています。
もちろんリスクはあります。
しかし、計算を超えたところに本当の生き甲斐や、人生の面白さがあることもこれから伝えていきたいと思います。
50歳になって、少しはその資格ができたのではないかと思ったりしています。