「やりたいこと」と「売れる強み」がグチャグチャになってると前に進めなくなる
2016/12/25
こんにちは!小山です。
当たり前のことなんですが、「売れる強み」と「やりたいこと」は全く関係ありません。
自分が「どうしても○○をやりたい!!!!」と思っていても、お客さんがそれを欲しがるとは限りません。
「熱意を持って取り組めば、それが相手に伝わる」という考え方もあるようですが、これはアテにしない方がいいです。
人間はもっと実利的です。
「自分にメリットがある」「自分自身が楽しめる」と思わなければお金は払いません。
また、皮肉なことに、同じことをやってもAさんは売れるけど、Bさんはサッパリ、、、ということも多いです。
これも「Aさんには頼みたいけど、Bさんはイヤ」というシビアを判断をお客さんはしている、ということです。
「やりたいこと」が同じでも、「売れる強み」が違えば、当然結果にも違いが出るのです。
つまり、「売れる強み」と「やりたいこと」は全く関係ないのですが、ここが区別できていないケースが多いです。
自分の「やりたいこと」にこだわるあまり、結果的にいつまでも同じところに留まる人も多いです。
オススメするのは、「やりたいこと探し」と「売れる強み探し」を分けることです。
「やりたい」という気持ちは気持ちで大事にする。でも、「売れる強み」はもっとドライな目で探す。
ここが区別できるようになると、次の手が打てるようになります。
・「やりたいこと」と「売れる強み」を組み合わせられないか
という発想も出てきます。あるいは、
・「やりたいことは趣味でやればいいじゃないか」
という気持ちの余裕が出てくる場合もあります。
「やりたい」という自分の気持ちにとらわれすぎないことが、逆に自分を生かすことにつながるのです。