自己否定しながら理想の自分を探す
2020/05/21
こんにちは、小山です。
4月30日にスイートスポット1dayセミナーをやりました。
通常のスイートスポットコンサルで私が頭の中でやっていることを、参加者ご自身でやっていただくという企画です。
かなり色々なワークをやっていただいたのですが、特徴的なご感想が2つありました。
まず一つ目は
「自分の本来の強みを生かしていないことがわかりました」
ということです。
私たちは多くの場合、新しいこと、つまり、今の自分にない知識やスキルを身につけようとします。
それ自体は必要なことですが、もともと自分が持っている資質に合わないことをやろうとして挫折する人が多いことも事実です。
「絶対に成果が出る」というノウハウを学んでもうまくいかない人がいるのはそういうことです。。。
その前に、自分が本来持っている強みを知って、それを生かす方向で進歩できるといいですね。
もう一つのご感想は、、、
「自分の職務経験をキチンと振り返ってませんでした」
ということです。
これも多いんですよね。
「どうせ大した仕事してないし、、、」
とか、
「とにかくイヤな仕事(職場)だったんです」
とかね。
しかし、、、
じっくり掘り下げていくとそんなことはないんです。
むしろ、独立起業のネタになりそうなことが出てくることが多いんです。
この2つの感想からわかることは、
「多くの人は自分の過去をきちんと振り返っていない」
ということです。
今までお会いした方の中には頭から自己否定している人もいます(汗)
そして、今の自分ではない「理想の自分」を追い求めるのです。
これは、ゆるい地盤の上に家を建てるようなものです。
常に「ダメな自分」が顔を出すのですね。
確かにコーチングでは、
「過去は関係ない。これからどうしたいかが大切」
と教えます。
しかしそれは、
「ネガティブな過去の思い出にとらわれてはいけない」
という意味だと私は解釈しています。
むしろ今までの自分の人生の中に様々なリソースがあると知っていればより自分らしく、しかも実現可能性の高い理想を描くことができます。
「過去の自分が、これからの自分を後押ししてくれる」
と言っても良いでしょう。
今まの自分が「なかったフリ」をするよりも、そちらの方が絶対に良いと思うのですが、いかがでしょうか?