『自分探し』はお金になる?
2020/05/21
こんにちは、小山です。
一般的に「起業」というと、法人設立して事業計画書を書いて、 銀行にお金を借りて、、、
というものを思い浮かべます。
おそらくそれが本来の「起業」なのでしょうが、コーチやカウンセラーとしての起業って、そのイメージとちょっと違っています。
ビジネスというよりは「自己実現」という、意味合いが強いと思っています。
だから、「起業する」と言いながら、やることが決まってなかったり、、、笑
ノウハウばかりどんどん集めて、結局何も行動しなかったり、、、汗
法人化は愚か、開業届も出してない;;;
ということになりがちです。
ぶっちゃけ、ビジネスとしてダメダメです。
しかし一方で、、、
人生でとても大事な時間だとも言えますね。
自分の人生と向き合うまたとない機会です。
さっきたまたまテレビをつけたら、スティーブ・ジョブスの特集をやってましたが、
彼のように世界を変えることを目標にして、駆け抜ける人もいれば、もっと小さな範囲、自分の半径3メートルの幸せを求める人もいる。
人それぞれで良いのです。
さっきも言った通り個人の起業は、自己実現、自分探しの旅でもあるので、経済的に問題なければじっくり、取り組めばいいと思うんです。
しかし一方で、、、
最近かなりはっきり感じるのは、個人起業もビジネスの色合いがどんどん強くなってきたな、ということです。
自分探しモードでやっているといつまでたっても立ち上がらない、ということが多くなってきました。
数年前のSNS起業が花盛りだった頃は
・なんとなく人気が出て、売れる
・キャラが面白い、ステキだから売れる
・受け売りのノウハウがおカネになる
ということがあちこちで見られましたが、そういう人は本当に少なくなりました。
あの頃はぶっちゃけ、ビジネスなんて、知らなくてもよかったんですよね。
自分のやりたいことをやっていれば、そして外見が良ければ(笑)、なんとなく売れた時代でもあります。
『自分探し』=お金
になった、良い時代でした(笑)
しかしそれも今は昔です。。。
自分探しの時間を大切にしながらも、ビジネスとしてしっかりと、やるべきことをやるという姿勢が、求められるようになりました。
当然そこには、
・自分の提供できる価値をしっかり作り上げる
・自分の言葉でそれを伝える
・来てくれたお客さんと信頼関係を作り上げる
など、ビジネスであれば当たり前のことが、含まれています。
「自分は何をやりたいのか」ということだけ考えていても、身動きが取れない状況に、なっていくだけなのですね。
早く自分探しのフェーズを抜けて、ビジネスとしてスタートさせる
↓
そしてそのビジネスを、自分の満足できる規模まで育て上げる
この間には結構大きな差があります。
しかし、個人事業主として継続する人は、みんなここを乗り越えているし、特別な人だけができることだとも思いません。
ここをうまく乗り超えて、自己実現とビジネスをうまく繋いでいく起業家が、どんどん増えるといいなあ、と思っています。
あ、今日はちょっととりとめのない話になりました。。。汗
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。