あなたは「お客さんの痛み」について考えたことがありますか?
2020/05/21
こんにちは、小山です。
あなたは「お客さんの痛み」について考えたことがありますか?
痛み=悩み
です。
実際のところ、何かについて悩んでいる、つまり「痛み」を感じている人しか、あなたのお客さんにはなりません。
言われてみれば当たり前ですが、実際ここは多くの人が見落とします。
駆け出しの起業家だけではありません。
それなりに経験のある人でもやらかします。
もちろん私も、、、汗
理由ははっきりしていて、みんな「自分のやりたいこと」に気持ちが偏ってしまうからです。
・私はこれをやりたい
・これが私の使命だ!
・これを自分の一生の仕事にしたい!
・これだ、これこそ自分の求めていたものだ!!
・ウオーー、そうだ、自分は、これがやりたかったんだ!!!!
、、、という感じで、100%自分目線になってしまうのです(笑)。
ちなみに経験のある起業家の場合は
・「次は」これをやりたい
・これが私の「本当の」使命だ!
・これを自分の「残りの人生の」仕事にしたい!
・これだ、これこそ自分の求めていた「大ヒット商品」だ!!
・ウオーー、これを「ドカンと売りたかった」んだ!!!!
という、ちょっとしたバリエーションですが、中身はほぼ同じです(笑)。
で、これの何が問題かというと
「お客さんは本当にそれが欲しいのか」
という自問がスッポリと、抜け落ちてしまっていることです。
オススメするのは、まず冷静に10段階でその痛みを測ってみることです。
今すぐなんとかしたい!!
というのを10として、
一応悩んではいるけど、それほどでもない
というのを1とします。
あなたの扱おうとしている、お客さんの悩み(痛み)が、この1から10の間のどこにあるのか、考えてみるのです。
もちろん感覚的な設定で構いません。
そうやって考えてみると、自分が
「どうしても扱いたい」
「ぜひ解決してあげたい」
と思っている悩みが、意外とそれほど深刻ではなかったということに、気づく場合もよくあります。
「お客さんの痛みが深刻ではない」ということは、あなたのビジネスに深刻な影響を与えます(笑)
「お金を払ってでもなんとかしたい」
というモチベーションが起こらないからです。
あるいは、サービスを受けるにしても、それほど大きなお金は払わない、ということになります。
こういう話をすると
「いや、私は悩みじゃなくて、前向きな夢の実現をサポートしたいんです!」
という方がおられます。
実はその場合も考え方は同じで、
「その夢を実現したい」という願望が強ければ強いほど、
そしてその夢と現状とのギャップが大きければ大きいほど、
そのお客さんは「強い痛み」を感じているはずなのです。
強い「不満」や「焦り」、「憤り」と言い換えても良いかもしれません。
これは結局、どこまでお客さんの気持ちに寄り添えるか、という想像力の問題です。
同時に、普段からのリサーチがものを言う領域でもあります。
そして、この発想ができるようになると、商品設計はもちろんのこと、集客も本当にやりやすくなります。
普段の発信がツボにはまったものになっていくからです。
私の講座ではこの辺りを色々なワークなどで明らかにしていきます。
まずとっかかりにぜひあなたの扱おうとしている悩み(痛み)がどの程度のものなのか、チェックしてみてください。
きっと色々な気づきがあると思いますよ。