2つの「強み」の区別が大事です
2020/05/21
こんにちは!小山です。
以前から強みについては大きく分けて2種類ある、ということを書いています。
①あなたがもともと持っている特性
「何も考えずに、努力もしてないけれど、うまくできてしまうこと」です。
そしてもう一つは、
②後天的に身につけたもの、いわゆる「能力」と言われるものですね。
パソコンスキルやプレゼンスキル、その他経験から身につけた知識などです。
多くの場合、②の方に目線が行きがちです。
それは間違いではないのですが、いざ何かをやろうとした時に、①の強みがわかっていないと、肝心の強みが活かせないケースも出てきます。
例えばある人に経理の経験が10年あったとします。
今後実務家として更にスキルと実績を積もうとする(会計士の資格を目指すとか)のか、経理についてわかりやすく教える方向に進もうとするのか(プレゼン勉強するとか)、その人の①の強みによって変わってくるわけですね。
こう書くと当たり前のようでうすが、意外とここを勘違いする場合が多いです。
何を隠そう私自身も、人事マンの頃に勘違いをしていました。
人に会ったり、自分の勉強したことをプレゼンしたりするのが得意だったので、採用や教育をやっている時はよかったのです。
しかし同じ人事の仕事でも給与計算とかデータ管理のように、机に向かって緻密な作業をするようになった途端にボロボロになりました(汗)
エラくなるためにはそういうこともできないとイケない、という気持ちがあったからです。
また、苦手なことを克服するのが立派な生き方だ、とも思っていたからです。
まあ、確かにそうですが、エラくなるより自分の強みを活かした方が自分も周りもハッピーです。
いまはそれがハッキリわかりますが、自分のことはなかなかわからないものなのです。
あなたもぜひご自身を振り返ってみてください。