来年の計画を立てる前にやってほしい、強みがわかる一番効果的な方法
2020/05/21
こんにちは!小山です。
いよいよ今年も残りわずかになりました。
この時期になると、おそらく来年の目標&計画を立てておられると思います。
しかしどの程度細かくプランニングするかはその人次第という面があります。
かなり細かく作り込む人もいれば、ざっくりと大枠だけを決めるという人もいるでしょう。
どちらかというと、一般的には「出来るだけ詳細に計画を作る方が良い」という意見が多いかもしれませんが、実際はそうとも言い切れません。
まず、性格的な向き、不向きがあります。
細かく作れば作るほど方向性が明確になってモチベーションが上がるという人がいるかと思うと、反対に目標や計画に縛られる感じがしてかえって自由度を失う、という人もいます。
もう一つの要因は、環境です。
これだけ変化のスピードが速く、しかも振れ幅が大きい時代になると、詳細な計画そのものが意味をなさなくなります。
むしろ計画に縛られて迅速な対応ができなくなるリスクが高まります。
(そのせいか最近は「最初から計画は立てない」と明言する人も増えて来ているように思います)
どちらにも一長一短がありますが、いずれにしても、とりあえず来年の目標と計画はざっくりでも立てた方が良いとは言えるでしょう。
そしてここからなのですが、来年の目標と同時に重要なのが、今年の振り返りです。
今年一年にできた事、できなかった事などじっくりと振り返るのは重要です。
その時に大事なのは、今年のはじめに立てた目標と計画に基づいて振り返る事です。
例えば1年前、おそらくあなたは2019年の計画を立てたと思いますが、そのうち
「楽々できた」
「いつの間にかできてしまっていた」ものと
「結局できなかった」
「やろうともしなかった」ものが混在しているはずです。
言うまでもなく
「楽々できた」
「いつの間にかできてしまっていた」
ものが強みです。
一方で、
「結局できなかった」、
「やろうともしなかった」ものはむしろ
「やらないといけないだろう」
「やった方が良いだろう」
と言う前提で立てている可能性が高いです。
いや、「メチャクチャやりたい」「絶対やる!」と決意していた。というものもあるとは思います。
しかし、それだけ硬く決意して結局できなかったものは、やっぱり向いてない可能性が大なのです。。。
この方法は、ドラッカーも推奨しています。
つまり、計画を立てて実際にその通りに実現したかどうかを数ヶ月後に検証するのですね。
自分の強みを知る上でこれが最も強力だと述べています。
実際にこの振り返りをやってみると、色々なことに気づくと思います。
「ブログを毎日更新する」はできたけれど、「セミナーの毎月開催は3ヶ月で止まった」とか。
「チーム体制を作って〇〇プロジェクトを始める」はできたけれど、「インスタ経由で新しいリストをx件取る」は全然ダメ。とか。。。
反対に、年初には全く想定していなかったプロジェクトが立ち上がって大成功だった、というのもあるかもしれません。
こんな風に、当初の予想通りだったものとそうでないものを仕分けする事で、自分の強みとそれにあった仕事のスタイルが客観的にわかるようになります。
誰かに言われて思い込んでいるだけの方法論よりよっぽど確率が高いです。
もちろん一回では分からないので、何度か試してみると良いです。
そして毎回しくじっている目標があったとしたら(笑)そもそも考え方を改めた方が良いのかもしれません。
ちなみに私は先日、今年の成果トップ10を書き出してみましたが、今年のはじめに想定していたものは3つだけでした、、、。
どんだけ計画力ないねん、、、汗
そういえば初めてプロダクトローンチをやったのは2017年の後半でしたが、それも年初の計画には入っていませんでした。
まあ、私のケースはともかく、きっと誰にでもその人なりの傾向があると思います。
ぜひご自分のパターンを見つけて、うまくいくことを伸ばすようにしてください。
きっと今まで以上にストレスなく、より大きな成果をあげることができると思いますよ。
ではまた!
小山