2020年以降に生き残るのはこの2つを融合できる人
2020/05/21
こんにちは、小山です。
このブログの読者の中には、コーチの方も多いと思います。
コーチングって何?
とよく聞かれるかと思いますが、コンサルティングと対比させると、わかってもらえることも多いです。
・コンサルティングは自分の専門知識に基づいてアドバイスする人、またはその技術
・コーチングは相手の中にあるものを引き出す人またはその技術
真逆の仕事ですね^^。
あるいは、同じ目的に対して反対のアプローチを取る、と言っても良いでしょう。
どっちが良い、悪いではなくアプローチの違いです。
実際は、両方のスキルを使っている人も多いです。
ある専門分野のコンサルタントであっても、状況によっては、コーチングを使ってクライアントの気持ちを引き出すし、
コーチも自分の専門分野を持って、必要に応じてアドバイスをするようなケースです。
これはある意味当然で、一方的に専門知識を教えるだけでは、不十分なことも多いし、
専門分野ももたずにコミュニケーションの技術だけで、クライアントを成功させるのは難易度が高いからです
(もちろん優秀なコーチはできますが。)
で、話はここからなんですが、、、
これからの専門職は、コンサル的な専門分野の知識アドバイスと、
コーチング的な「引き出すスキル」の両方を高めていかないといけない。ということです。
コンサルタント、コーチ、カウンセラー、研修講師、癒し系、サロン系、全ての職種です^^。
一体なぜでしょうか?
それは、、、
これからのお客さんはますます、わがままになるからです;;;。
具体的には、
「自分の気持ちを大事にしながら、現実的な成果も出したい」
と思う人が増えていくからです。
今まではどちらかというと
・自分の気持ちを優先できれば、結果には拘らない
(と、心の中ではそう思っている)
つまり、「私は私らしくありたい」、というありのままタイプ
・成果が出るなら、自分の心を殺してでも頑張るマッチョなタイプ
・どっちつかずで”セミナージプシー”になるタイプ
が多かったのですがその状況が、変わるからです。
繰り返しますが、
「私は私のやり方でやりたい。でも現実的な成果も出したい」
という人が増えるのです^^
サービス提供側からすると、ちょっと面倒くさいですが(笑)
こういうニーズに応えるには、一方的に
「正しいやり方を教える」
だけでもダメだし、
「相手の気持ちを聞いて受け入れる」
だけでもダメなのですね。
まあ、優秀なコーチやカウンセラー、コンサルタントならとっくに、わかっていることではありますが、
これが実際にできる人とそうでない人の差が、どんどん開いていくのが2020年以降だと思っています。
ぜひご自身の仕事に置き換えて考えてみてください。