「お客様の声」の使い方
こんにちは、小山です。
おそらくあなたもクライアントさんに感想をもらうことがあると思います。
「お客様の声」としてご紹介する場合もあるでしょうし、新しいサービスのコンセプトを固める際に活用することもあるでしょう。
実際、クライアントさんの感想、フィードバックは一番貴重な情報源です。
なぜならその人は
・あなたのサービスを受けるために、「実際に」お金を払ってくれた
・あなたのサービスを数ヶ月、または単発でも「実際に」受けてくれた
・その結果、何らかの変化を「実際に」体感できた
ここで重要なのは「実際に」ということです。
世間には、
・最初から買う気がないのに「高い」とか「需要がない」とかあれこれ言う友人、家族
・サービスを受けてもいないのに、あれこれ批判する競合
・サービスを受けてもいないのに、あなたの競合と比較する見込み客
などがいるわけです(汗)
もちろんそれなりに貴重なフィードバックではあるでしょうが、「実際に」お金を払ってくれた人の声にはかなわないのです。
で、問題は、、、感想をもらってどうするかです。
意外と多いのが、その内容を「脳内変換」してしまうケースです。
まあ、「脳内変換」が言い過ぎであれば、もらった感想を『自分の言葉に置き換えてしまう』人が、とても多いのです。
例えば、
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6ヶ月間、本当に気づきの連続でした。
毎日落ち込んだり、時には講師の〇〇さんに反発を感じたこともあったけれど、今振り返ってみると、「全部私のために言ってくれてたんだなあ」ということがわかります。
〇〇さんがしっかり向き合ってくれたからこそ、苦しい時期を乗り越えることができました。
本当に受講してよかったです。
どうもありがとうございました。
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という感想をもらったら、そのまま使うのが原則です。
しかし中には、、、
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6ヶ月間、本当に気づきの連続でした。
(中略)
〇〇さんがしっかり向き合ってくれたからこそ、苦しい時期を乗り越えることができました。
本当に受講してよかったです。
どうもありがとうございました。
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と、略しちゃう人とか
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クライアントのX Xさんから、
「6ヶ月間、苦しいこともあったけど、本当に受講してよかったです」という感想をいただきました。
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と、勝手に「自分の言葉」に置き換えてしまう人が結構多いんですね。
言葉は、発した人のものです。
それをそのまま使うから(あるいは受け取るから)、価値があると言って良いと思います。
もちろん、場合によっては途中だけ、抜き出して使うのが適切なこともあります。
大事なのは、
『書いてくれた人の言葉をそのまま受け取る、使う』
ということですね。
その熱量とかリアリティがあって初めて読んだ人の心に届きます。
お客さんの「言葉」を大事に扱うようにしましょう^^