キャラの立て方
2020/05/21
こんにちは、小山です。
今日はキャラの立て方の話です。
個人事業主は「自分が商品」ですから、人柄や性格、いわゆる「キャラ」がはっきりしている方が売れやすいです。
・この人、なんか気になる
・この人、他とちょっと違う
・やっぱりこの人が好き!!
という感じでお客さんになってくれる場合が多いからです。
もちろんスキルや実績は重要ですが、今やそんなのはあるのが当たり前の時代になっています。
どちらかというとそれ以外の要素で選ばれることが多くなっているのです。
そして「キャラを立てる」というとまるで芸人さんみたいに変わったメイクをしたり、被り物を被ってプロフ写真を撮ったり、、、
ということを想像されるかもしれませんが、全くそんな必要はありません。
むしろ、個人事業主がそれをやると「イタい」です(笑)
ではどうするか、ですが、まず大事なことは
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自分の好き嫌いをはっきりさせる
************
ということです。
特にご自身の専門分野で、いろいろあると思うんですよね
好きなカウンセリングスタイル
↓
嫌いなカウンセリングスタイル
好きな施術方法
↓
嫌いな施術方法
好きなノウハウ
↓
嫌いなノウハウ
好きな競合
↓
嫌いな競合
好きなお客さん
↓
嫌いなお客さん
などなど、、、
それをまず自分でどんどん書き出していってください。
そうするだけで、初めて自分のことが自分でわかるはずです(笑)
そして次にどうするか、なのですが、選択肢は3つあります。
(1)嫌いなものを攻撃して、好きなものを勧める記事を書く
(2)ただ好きなものを勧める記事を書く
(3)ただ嫌いなものを攻撃する記事を書く
まず、(3)はお勧めしません。
暗い人は嫌われますからね(笑)
そうすると(1)か(2)になりますが、どちらにするかはご自分の気持ちいい方で決めてください。
嫌いなものを攻撃した上で自分を主張することがその人らしくて、お客さんにも支持されるということは実際にあります。
ファイター、ですね^^
ご自分がそのタイプであればぜひチャレンジしてください。
一方で、嫌いなものを嫌いというのは嫌い(笑)という人も大勢います。
その場合は無理をする必要はありません。
一番マズイのは
「好きなものも嫌いなものも表現しない」
ということです。
こういう人は
「何を考えているかわからない」
という評価をされます。
つまり、「キャラが立たない」のです。
そして、そういう人はお客さんからも相談されません。
「反応が予測できない」からです。
お客さんは、
「Aさんに相談したら、きっと〇〇という反応が返ってくるだろう」
「Bさんに相談したら、きっとXXという反応が返ってくるだろう」
などと予測して相談者を選びます。
失恋して慰めてもらいたい人は、どやしキャラの人のところには最初から行かないのです(笑)
だから、あなたがどういう反応をする人なのか、事前にわからせておく必要があるのです。
そのための最初の一歩が
「自分の好き嫌いを自分ではっきり認識する」
そして、
「少しづつでもいいので、それを明確に発信する」
ということなのです。
もしあなたが自分の好きなものを「好き」と表現できないとしたら、なんらかの心理的なブロックを抱えている可能性があります。
そしてそれは売上などの業績にも影響を与えているかもしれません。
少しづつでもいいので、自分の好き嫌いを明確にする訓練をしてください。
そうすると、あなたの「好き」を共有できるお客さんが集まります。
その方が楽しいに決まっています。
ぜひチャレンジしてください。