【売れる強み】芋づる式商品開発法
2018/01/08
こんにちは、小山です。
先日から「高単価サービス」にまつわる私の体験談を書いています。
それまではほとんど鳴かず飛ばずだった私の転換点になったのが「100日起業」というプログラムでした。
しかし、いきなりこのプログラムができたわけではありません。
最初に作った継続プログラムは「パーフェクト・キャンディデート養成講座」という、転職してステップアップしたい方向けの支援プログラムでした。
日本語にすると「完璧な候補者養成講座」ですが、ちょっと外資っぽい感じを出したかったので(笑)あえて英語にしました。
このプログラムの告知文を書いているときに、私は身体中から力がみなぎってくるのを感じました。
今まで自分のやってきたことを商品化して提供することが、これほど力強いものとは思いませんでした。
自分の経験をベースにして、必要な人に届けるのが一番ストレスがないし、自分自身も自信を持って勧められる、ということを実感したのです。
そうこうするうちに、面白いことが起こりました。
知人の個人事業主から「プロフィールの書き方を教えて欲しい」と頼まれることが、増えてきたのです。
それまで私のお客さんは「自分のキャリアに悩む会社員」でした。
個人事業主の知り合いが増えてはいたものの、彼らをお客さんという目で見たことはなかったのです。
しかし、、、「頼まれるということは、ニーズがあるということだ」
という、当然のことにその時初めて気づいたわけです。
実は私は起業してすぐの時、ある講座で3ヶ月ほどかけてプロフィールの書き方をみっちり学んでいました。
それに加えて、私はあることに気づいていたのです。
それは、、、
「良いプロフィールと良い職務経歴書には共通点がある」
ということでした。
つまり、
個人事業主が仕事を取る目的で名刺やホームページに載せるのがプロフィール。
会社員が新しい仕事をゲットするために書くのが職務経歴書。
この二つは、形こそ違え、共通点も多かったのです。
当時の私は、職務経歴書は書くのも読むのもプロです(笑)
だから、当時の私のプロフィールはなかなかいい出来栄えでした^^。
おそらくそれを見た知人が、私に依頼してきたのだと思います。
そこで私は「プロフィールの書き方指導」を商品化しました。
最初は個人コンサルとして、そしてそのあとはセミナーとして^^
(余談ですが、セミナーのタイトル「”刺さる”プロフィール作成講座」というネーミングもなかなか評判が良かったです)
個人コンサルでプロフィールを作ると、当然その時にいろんな話を聞きます。
同時に「悩み」も色々出てきます。
「自分のメイン商品が作れない」という話があったので「じゃあそれもコンサルしますよ」と提案しました。
私はすでに「パーフェクトキャンディデート養成講座」でコツを掴んでいたので自信があったのです。
すると今度は「できたサービスの売り方がわからない」と言われたました。
じゃあそれも、、、ということで、結局いつの間にか起業家向けのコンサルをやるようになっていました。
まさに芋づる式です(爆)
この経験から私はとても大事なことを学びました。
それは、、、
「ニーズのあることをやる」
ということです。
もちろん「自分のやりたいこと」をやることは重要です。そうでないと本気になれません。
しかし同時に、お金を払うのはお客さんです。
お客さんは自分が欲しいと思ったことにしたお金を払いません。
提供側がどんなに情熱と意欲を持っていても、それとは全く無関係な判断をするものなのです。
私の見るところ、売れない起業家に共通するのは「自分のやりたいこと、できること」にいつまでも固執する、ということです。
しかし本当はその情熱が現実のニーズと結びついた時に初めて身を結ぶのです。
私は自分自身の経験を通じて、そのことが本当によくわかりました。
どこにお客さんの悩みがあり、それに対して自分はどのように解決策を提案できるのか?
それを自然と考える習慣が身につきました。
(といっても、自分のやりたいことを優先して空振りするのは今でもよくあります、、、汗)
ですので、ぜひご自身の身の回りを見回して、誰がどんなことで困っているか、じっくり考えて欲しいのです。
そうするとそれに対する解決策が浮かんできます。
まさにそれが「ヒットする高単価サービス」への一番の近道なのです。
さて、ここまで書きながら、他にもお伝えしたいことがどんどん湧き上がってきました。
長くなって恐縮ですが、次回もまたこの話にお付き合いください^^