【売れる強み】相手の可能性を潰すコーチ
2020/05/21
こんにちは!小山です。
イチローが3000本安打を打ちましたね。
私はさほど野球は詳しくないんですが、聞くところによると大リーグでも30人しかこの記録を達成していないそうです。
いかにスゴいことか、なんとなく想像がつきます。
しかしそのイチローも、日本でプレーし始めた頃は監督やコーチから「打撃フォームを変えろ」と何度も言われたそうです。
独自のフォームで実際に結果も出していたのに、です。
しかし、それでも変えずに自分のやり方を守ったのですね。
実は、野茂投手にも同じようなエピソードがあります。
トルネードと呼ばれた彼の投球フォームも独特で、監督やコーチから「変えろ」と言われ続けたそうです。
しかし彼もまた自分のフォームを守り、結果はご存知の通りメジャーリーグで大旋風を巻き起こしました。
ここで私が言いたいのは、
「だから決して自分の信念を曲げてはいけません」
という話ではありません。
今日はそっちじゃなくて、指導する側の視点です^^。
ぶっちゃけ、監督やコーチが個人的な思い込みで指導して、潰した選手が大勢いると思うんですよね。
もちろんプロだから、それも含めて選手自身の責任ですが、それでも指導が悪くて結果を出せなかった人は多いはずです。
イチローだって危なかったんです;;;。
もし監督が交代しなかったら、ずっと二軍で終わっていたかもしれません。
コンサルやコーチ、カウンセラーのような「先生業」の人は、このことをよく意識しておかないといけませんね。
もちろん自分の知識や経験から「これはこうだ」という指針はあるでしょう。
しかし一方で「自分が間違っているのかもしれない」という意識も持っておくのが大事だと思います。
私はクライアントさんと意見が違うと「相手が正しいのかもしれない」と思うようにしています。
だから、時々歯切れが悪くなります(笑)
「コンサルなんだから正解を知ってるはずでしょ」
「ビシッと、一方的に言って欲しい」
「とにかく言われたとおりにやります」
こういった方は、私とは相性が悪いかもしれません;;;。
自分の意見は持ちつつ、お互いにディスカッションしながら作っていけるような関係を目指しています。
だから、コンサルよりもメンターに近いのかもしれません。
あなたは、クライアントさんとどんな関係をつくりたいですか?